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社内向けカルチャーブック
(※外部公開中)
2022/Q2最初の戦略レビューで書いたカルチャーレビュー
OPEN(公開もするし、共有もする)
DMでの連絡は、個人のプライバシーに関わることのみ。
社内において情報量に差がなく、全員がほぼ全ての意思決定に必要な情報を持っていることで、
- 理想的には全ての人が独立して意思決定できる
- フラットに意思決定のための議論ができる
- 誰もが全ての意思決定の妥当性を確認できる
LEAN(壊してますか?)
壊れる恐れのある検証こそがいい検証。
有効な検証は10倍になる可能性もあるが、同様に1/10になる可能性もある。
局所解の探索に時間をかけすぎないこと。可逆なものに関して壊すことを恐れないこと。
最速で最大の検証をすること。
最も重要なのは速く決めること。
(FBのmove fast and break thingsから)
USER FIRST(ユーザーに聞いてみよう)
時間をかけて動く前にユーザーニーズ(定性定量)を必ず土台にすること。
可能な限りユーザーと話すこと、データに囚われすぎないこと、スケールしないことをすること。
プロダクトを作る人のみならず、全員がサービス提供者として受益者目線を第一に考える。
クライアントワークであっても、当然クライアントの切羽詰まったニーズを起点にしなければ始まらない。
会社等の都合は後から上手く重ね合わせるもの。
OWNERSHIP(言いにくいことこそ勇気をだす)
意思決定時には、納得するまで対話する。反対ならば、意義を唱える責任がある。
決定後は、達成に対して諦めず、全力でやりきる。
事業に責任を持つ。
長期的な視点で事業のために行動し、「私の仕事ではない」などと言わない。
他のメンバーのパフォーマンスのために採用・育成・仕組み化・対話などに協力を惜しまない。
上記がリーダーの定義で、ロールにかかわらず全員がリーダー足り得るべき。
(Amazonのleadership principle: have backboneから)
編集リクエストは @Yuta Fukazawa まで!
カルチャーがなぜ重要か
カルチャーが明文化されていると、困難や課題に対し個々人がどうふるまえば良いかが明確になり、日々の意思決定をより素早く下すことができる。
また、優れたカルチャーが組織全体に浸透するということは、優れた意思決定方法が浸透し人材のレベルが上がるということなので、組織としての長期的な競争力が上がるといえる。
全てのリンクは必ず目を通して欲しい。また書籍も出来れば読んでおいて欲しい(オフィスにある)。
スタートアップに関して
弊社特有のカルチャーの話の前に、スタートアップ全般に共通すべきカルチャーをインプットしてほしい。
- 成功するスタートアップの特徴
- スタートアップが迷った時に読む Paul Graham からのアドバイス(まずは気になったトピックを数個読むとよい)
OPEN関連
- DMを避ける理由、逆にどんな内容においてはDMが許容されるか
- 弊社で評価・報酬までOPENにしている理由(360度評価・給与直接評価の理由も)
- スケールしないことをせよ
- 意思決定とは・戦略とは
- スピードが重要であることの参考
拙速は巧遅に勝る的な話
ブリッツスケーリング
「許可より謝罪」=裏カルチャー
- データを意思決定に活かすことがなぜ重要か、スピードがなぜ重要か
- 統計学の基礎的な話(誰でも読めるはず)
USER FIRST関連
- 優れた会社の特徴は、創業者そしてコアメンバー全員がユーザー(広告クライアントも含む)との間に直接的な関係を構築し、長期的に維持していること。
経営のあらゆるステージや側面において、自社のユーザーから情報を入手することが重要。ユーザーとの対話に仲介者を挟んではならず、コアメンバー全員がユーザーと対話するスキルを磨くよう徹底しなければならない。
「make something people want」
OWNERSHIP関連
- 事業に責任を持つ。 長期的な視点で事業のために行動し、「私の仕事ではない」などと言わない。 他のメンバーのパフォーマンスのために採用・育成・仕組み化・対話などに協力を惜しまない。
- 心理的安全性について(同調圧力が低く、異議を唱えやすい環境について)
その他
- Why AppBrew(なぜ市場優位性があるのか、なぜAppBrewが選ばれるのか)
- 採用資料やエクイティストーリーを貼りたい
- ロールやホラクラシー、ティール組織的な考え方に関して
- (関連して)意思決定の速度と現実的な階層構造の発生、その運用について